推しカプの攻めが女性と結婚した話

タイトルの通りです。

腐女子、BLと言った単語を知らない方、苦手な方、嫌いな方はここでブラウザバックを推奨します。

 

割と前の話ですが、推しカプの攻めが結婚しました。原作が何かはこの記事ではっきりと言及することはしませんが、勘の良い方はわかってしまうかもしれません。

言い訳になりますが、基本的に原作の推すノーマルカップリングを推す性質であり、BLメインではない作品でここまでBLにハマることはないのですが、今回だけは例外として思わず動揺してしまったため心の整理としてこの文章を書くに至りました。要所要所、文章が覚束ない所がありますがご容赦ください。

 

メインキャラクターである少女、少女に恋する青年、青年を補佐するAとB(私の推しカプ)、少女の兄的存在である青年がメインキャラクター5人です。

そもそも私が好きな攻めAと受けBは歳の差がある親友同士です。原作は長く連載されていて、アニメ化も果たしました。彼らがメインのドラマCDも出たり、アニメ雑誌には彼らの版権イラストも掲載されたりしていました。

その作品の二次創作ではA×Bが一番人気で、私もその例に漏れず2人のカップリングを推していました。

 

元々原作初期からAとBは親友という事が描かれ、真逆の性格ながら如何に2人が互いを信頼しあっているか描かれていました。そのうち原作が続くにつれ、後半ではAの初恋の相手、現在仄かに恋心を抱く相手について言及されるようになりました。

この辺りで「もしかするとAは今好きな女性とくっつくかな?」とうっすら思うようになりました。元々その女性は原作初期から登場しており、読者の誰からも批判的な目で見られることのない強くて美しい女性なので、正直Aがうっすらと恋心を覚えるのも当然だなと思っていました。

一方で女性はAに対して一切興味がなく、彼女の尊敬する(敬愛する)別の男性に仕えていたので正直原作最後にどちらに転ぶだろう?とずっと気にしていました。 

 

いざ原作が完結すると、AとBは特に何もなくあっさりと物語は終わりました。

と言うのも界隈では有名なのですが、長い作品のため後半では作品の雰囲気が大幅に変わり、コメディ要素の強かった初期から、完全なシリアス物へと移行してしまった結果、最初のメインキャラであったAとBの存在感は最後の方ではほとんど無いものとなってしまいました。当初はAとBが蔑ろにされた事、後半から登場するキャラクター達によって作品内でどんどん酷くなる2人の扱われ方に少し靄々とした気持ちを抱えましたが、これからも2人でいる未来を想像して原作を閉じました。元々色々と犠牲の多い最後で、完全なるハッピーエンドと言う訳でもなかったので、なんとか2人が生きている事に感謝しながら日々を過ごしていました。

 

そんなある日、原作その後の話を読む事が出来ると聞いて、慌ててその単行本を買いに行きました。するとAは結婚しており、子供までいました。原作が完結したことで安堵していた私は驚きのあまり、その日遊ぶはずだった友人(たまたま彼女もその作品、そのカプが好きだった)に思わず「衝撃だった」と呟いてしまいました。

勿論Aは好きだった女性(はっきりとは描写されませんでしたが、そう読み取れる)と結婚しており結果として子供までいるようでした。Bも子供はいましたが一切奥さんの描写がないこと、女性が非常に嫌いなこと、またB自身が孤児のため、養子として孤児を引き取ったのではないかと界隈では噂されています。

 

公式ノーマルカップリングを推したい平時の私と、たまたまAとBを好きになってしまった腐女子の私が葛藤し、それからかなり経った今でもまだ原作を読み返せていません。

世界観も好きで、キャラクターも好きで、後半は少し怒りを覚える展開もありましたが、それでもここまでずっと追いかけてきて、腐女子としての自分に今までの思い出を邪魔をされるのがとても悔しいです。Aが好きになった女性はとっても素敵な女性で、AとBを腐った目で見ていなければここまで苦しい思いをせずに済んだのかと思うと……。

そのため未だに自分自身と折り合いが付いていません。

 

腐女子の方の中には私と同じ思いをしている方がいらっしゃるかと思います。

そういった際にはどうやって折り合いを付けているか気になります。早く自分の中で折り合いを付けて、もう一度原作を心から楽しめるようになりたいです。

 

ちなみに原作の世界観を忘れてパラレルやパロディで楽しむという選択肢ですが、パラレルで一旦楽しんでも最近すぐに原作が頭を過ぎるので困っています。時間が経過すればいっそ割り切れるようになるのかも……?と希望的観測を持って今後も生きていきたいと思います!宜しくお願いします!

なお友人らはタフなので、私よりもっと強い心でAとBを推しています。強い。